はがき書展

篠ノ井塩崎越地区のどんど焼きが行われました。
長野県民俗無形文化財の指定を受けているどんど焼きです。
特徴は御神体に男神様のオンマラ様を作り取り付けることです。
わら束を３０ｃｍの太さに縛りながら順に長くし、８ｍの長さにします。
まんなか辺りで曲げながらひねり出してオンマラ様を作ります。
御神体はお顔に胴体と腕をつけます。
腕の先に５本指を取り付けます。
オンマラ様の両側には丸いタマタマを置きます。
長老さんが腕によりをかけて、女神様を作ります。

画像で説明します。
御神体の胴体を作っています。直径は６０ｃｍ位です。


腕を作っています。４ｍに伸ばします。２本作ります。


オンマラ様を作っています。８ｍまで長くします。


タマタマ、です。


御神体に腕を取り付けます。


オンマラ様の取り付けです。
輪になっているところがオンマラ様（男神様）、オンマラ様の先に鎮座ましまし、お飾りがついているのが女神様です。
腕の先には５本指がつけられ、オンマラ様の根元にはタマタマが左右に１個ずつ置かれています。



子どもたちが集めた注連縄やダルマを飾ります。


山から切り出した竹を回りに飾り付けると完成です。


夫婦円満、子孫繁栄、五穀豊穣、家内安全の文字は橋詰が書かせていただきました。


神事の後、５時に点火しました。大粒の雪が降る中、空高く炎をあげて勢い良く燃えて、立派に道祖神祭りのどんど焼きができました。